たけしのコマ大数学科でもおなじみの竹内薫さんによる新書です。
この本では科学の事例を題材にし、常識や先入観、固定観念がどれだけ私達の思考を束縛しているのかを紹介しています。
ここで問題。
これはなんでしょう?
はい。世界地図が逆さまですね。
じゃなくて、オーストラリアの世界地図です。
上が北、下が南だと勝手に決め付けていると、この地図は単なる逆さまにしか見えません。
次に、科学の例を一つ出してみます。
空間や時間は唯一無二の存在でしょうか?
ここで仮説の登場です。
空間や時間が唯一無二の存在、つまり絶対空間、絶対時間の仮説です。そうすると、ニュートン力学のような理論が成立します。
こっから、ちょっと理解しがたい話です。
空間や時間が唯一無二であるという仮説があるならば、空間や時間が複数あるという仮説もありです。実はこの考え方が、アインシュタインの相対性理論につながってきます。
これについては、理解の範疇を超えているので詳細は記しません。
ただ、ここで言いたいのは、
万人の常識を疑ったことで大理論が生まれた
という事です。
常に物事の背景にある仮説を理解して、その仮説を疑ったりしてみるのは頭の体操になると思います。先の世界地図の例でも、逆さまだ!と思ってしまった人は、上が北、下が南という仮説を元に、逆さまだ!と思ったわけです。(逆にオーストラリア人は日本の世界地図を逆さまだ!と思うかもしれませんねw)
相対性理論がなかなか理解できないのも、無意識のうちに絶対空間、絶対時間を意識しているからです。
ビジネスの世界でも仮説は大切だと思います(ひたすら仮説検証をやらされますしねw)。
世の中の全てが人の営みだと考えると、題名のように99.9%は仮説から出来ていると考えられますから。
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