2010年6月3日木曜日

ゲーム理論の思考法

(著:川西 諭)

「ゲーム理論」面白いです。

この本を読むことでゲーム理論を理解し、ビジネスにおける戦略発想の技術を垣間見ることができます。


まずは、ゲーム理論の概要。

ゲーム理論の目的には、“ゲームの構造を理解する”“未来を予測する”“適切な解決策を見つける”といった3点があります。

(ゲーム理論についての詳細な解説は、ウィキペディア等に載っているのでそちらに譲ります。)


基本的には、ゲーム理論では世の中で起こっている現象をすべて“ゲーム”として捉えます。その中で利害関係のある主体が、2(対象は人だけとは限らない)以上あればゲームは成立します。また、そこには前提条件となるような、なんらかのルールが必ず存在します。まずは、このような構造を正しく理解することでゲーム理論が適応されます。


次に、利害関係を全て数値化します。要は、勝ち・負け・引き分けを点数化するような感じです。その元で、ゲームを施行し主体(プレイヤー)の行動を予測します。


ここでゲーム理論には一つの仮定、つまり「全てのプレイヤーが利益を求めて行動している。」という前提が重要になってきます(近年では、この前提を取っ払った行動経済学というものもあるようです)。


最後に、全てのプレイヤーにとって最適な解となるような状態を見つけます。お互いが利益を得られるような状況です(その利益が最大であるとは限りません、必ずあるとも言えません)。


以上がゲーム理論の大雑把な概要です。

今回は例題を示しませんが、機会と時間があるときに記事としてアップしようかと思います。


そういえば、鳩山首相が辞任しました(6/2付)。

次の首相は誰になるのでしょうか。


この問題にも、ゲーム理論が適応できそうです(そう簡単ではないですがw)。


プレイヤーは、菅さん、岡田さん、前原さん、野田さんといった感じでしょうか。

この問題では、それぞれの思惑があるだろうし、小沢さんの影響力も無視できません。様子を見る人もいるだろうし、即座に立候補する人もいるかと思います。

結果、岡田さん、前原さん、野田さんグループは菅さんを支持しているそうです。


また、国民もプレイヤーとなりえます。菅さんが首相になることを喜ぶ人や、そうでない人もいそうです。つまり国民も利害関係者です(だから政治には興味を持って、参院選挙もいきましょうね!)。


こう考えていくと、どんどん複雑化していきそうです。

政治の世界も様々な思惑の中で動いているのでしょうね。私達の理解できないような出来事もゲーム理論で考えれば、実は納得できるのかも知れません。

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