2010年6月17日木曜日

仮説思考

(著:内田 和成)

「仮説から始めれば作業量は激減する!」

これは、今回紹介するこの本の帯に書いてあった言葉です。


「仮説思考」の要諦を解説する本だけあって、仮説思考のいいところを前面に押し出しています。著者の主張する通り、時間との勝負であるビジネスの世界では仮説思考が強力な武器になるのだな、と思わされました。


問題の大枠を捉え、そこから自分なりの仮説を立てた上で情報収集をし、仮設の検証をする。仮説と検証の繰り返しにより、仮説の精度を高めていく。これが、問題解決の最短ルートになる確率が高い。

逆に、あらゆる可能性を網羅的に洗い出し、データありきの分析をしていくと時間切れになってしまう。しかも、問題の本質も見えにくくなってしまう。


ということで、仮説思考によって仕事がうまくいくよ、仮説思考のトレーニングもやってみましょう、という感じです。


仮説思考トレーニング法は簡単なようで、難しい。

それは、なぜ?を繰り返すことです。


例えば、新聞記事で「A社が増益」という見出しがあれば、なぜ?増益しているのか。その業界が好調なのか、国の景気がそもそも上向きなのか、A社の製品でヒットが生まれたのか、A社がコストカットしたのか、などなど、とにかく色々仮説を立てていくこと。

記事以上の情報はあえて収集せず、そこから仮説をひねり出す。そして、その仮説を元に本やインターネット等で情報収集をし、仮説の検証をする。


実は、自分も上の人に「何事にも仮説を持て」と言われています。

そして、「分かりません」は禁句。

答えはなくとも、仮説はひねり出せる。


何だか強引なような気もしますが、何事にも仮説を持って、情報の海に溺れないよう(惑わされないよう)になっていきたいものです。

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